Orkas ユーザーガイド
まずタスクを始め、デスクトップアプリに表示される操作から主な機能を一つずつ確認します。プライバシー、セキュリティ、FAQ は別にまとめています。
# やりたいタスクをそのまま伝える
新規タスクを開き、欲しい結果を 1〜2 文で説明します。複数ある場合は 1 行に 1 件ずつ並べてください。Orkas が分解し、重要な情報が足りない場合だけ確認します。
例:
- このレポートを要約し、判断が必要な項目を一覧にしてください。
- この 3 案を比較し、予算に合う 1 案を提案してください。
- このメモを来週のレビュー用プレゼンにまとめてください。
Orkas の使い方も Commander に質問できます。対応している依頼では、クリックして開くショートカットを提示するか、専用フローで変更を実行します。認証情報、認可、重要な確認は該当画面でユーザーが行います。
# 最初のタスク
良い依頼には、欲しい結果、使う資料、対象や用途、重要な形式・期限・承認範囲が含まれます。
新規タスクを開く
メインの会話画面から新しいタスクを始めます。
結果を説明する
成功の状態と、守る必要がある制約を伝えます。
必要な資料だけを追加する
必要な場合だけ、ファイル、エージェント、スキル、コネクター、ライブラリ資料を選びます。
実行方法を選ぶ
入力欄に表示されたモデルを使います。外部 CLI エージェントを追加するには、サイドバー下部の「エージェントを接続」、または「AI チーム」>「+ 作成」>「外部」を使います。
進捗を確認する
判断、追加情報、権限、フォームの依頼に答えてタスクを続けます。
結果を確認する
結果を開くかダウンロードし、同じ文脈が使える修正は同じタスクで依頼します。
# モデル設定
Orkas では、アカウントですぐ使える Orkas 管理の公式モデルを選ぶ方法と、普段利用しているモデルプロバイダーを接続する方法があります。選択によって、能力、速度、コスト、請求元、リクエスト経路が変わります。
主な機能
- 公式モデルには Orkas-1.5 と Orkas-1.5 Pro があります。現在の先端モデル構成には DeepSeek V4、GPT-5.6 系、Claude 5 系、Gemini 3.6 Flash、Kimi K3 が含まれます。最新の構成は Orkas 内の一覧が基準です。
- ユーザー設定モデルでは、OAuth または API キーで自分のプロバイダーを接続でき、正確なモデル ID を指定して OpenAI 互換エンドポイントも追加できます。
- チャットモデルはタスク入力の選択欄を共有します。検索、画像、動画、音声合成は個別に設定し、外部 CLI エージェントは各 CLI のモデル設定を使います。
適した場面
- プロバイダーキーを設定せず、Orkas 管理の最新モデルを利用したいとき。
- 既存のモデルアカウント、請求、エンドポイント、特定モデルを使いたいとき。
- 推論、コーディング、画像理解、速度、コストの要件に合わせてモデルを切り替えたいとき。
ここから始める
- 「アカウント設定」>「モデル」を開き、利用可能な「公式モデル」を有効にするか、「ユーザー設定モデル」でプロバイダーを追加してテストします。
- タスクに戻り、入力欄のモデルコントロールから、使う公式モデルまたは保存済みプロバイダー設定を選びます。
- 検索、画像、動画、音声合成が必要な場合だけ、それぞれの設定グループを構成します。
# プロジェクト
プロジェクトは長期目標に共有ワークスペースを用意し、関連タスクを毎回文脈から作り直さず、同じ背景から開始できるようにします。
主な機能
- 目標、継続的な指示、希望する出力、プロジェクトメモリをまとめて保持します。
- 作業で定期的に使うエージェント、ライブラリ資料、その他のリソースを再利用します。
- 関連するタスク、会話、To-do、プロジェクト自動化を 1 か所で整理します。
適した場面
- 製品リリース、継続調査、コンテンツ制作など、1 つの目標を複数タスクで進めるとき。
- 今後のタスクでも同じ背景、ルール、出力方針、エージェント、参考資料を使うとき。
- タスク、To-do、定期自動化を同じ継続業務として管理したいとき。
ここから始める
プロジェクトを作成または開き、継続目標を記載してから、複数タスクに適用する指示とリソースだけを追加します。
- 今後のプロジェクトタスクすべてに適用するルールはプロジェクト指示に置きます(最大 4000 文字)。
- 一時的な指示は現在のタスクに置きます。
- このプロジェクトで定期的に使うエージェントと資料だけを追加し、作業の変化に合わせてメモリと To-do を確認します。
- Orkas 1.7.0 では、既存プロジェクトの To-do 管理を Commander に依頼できます。通常のチャットではプロジェクト名を伝え、名前が曖昧な場合は保存前に対象を確認します。会話がプロジェクトに移動することはありません。
# 自動化
自動化は、明確な指示を将来 1 回または定期的に実行する作業へ変え、同じタスクを毎回手動で始める必要をなくします。
主な機能
- 1 回限り、数時間ごと、日次・週次・月次の実行を設定し、任意で終了日または予定実行回数を指定できます。
- プロジェクトに関連付け、各実行で安定した文脈とリソースを利用します。
- 実行時に設定済みモデルとコネクターを使い、過去の結果を確認し、削除せずに今後の実行を一時停止できます。
適した場面
- 数時間ごと、日次、週次、月次のレポート、要約、情報収集、レビューが必要なとき。
- 定期確認で毎回同じプロジェクト文脈や接続サービスを使うとき。
- 1 回限りのタスクを将来の指定時刻に実行したいとき。
ここから始める
「自動化」を開き、実行時に理解できる指示を書き、スケジュール、任意の終了条件とプロジェクト、実行デバイスを選んで保存・有効化します。今後の実行を任せる前に、最初の結果を確認してください。
# エージェント
エージェントは、明確な役割、作業方法、品質基準、利用機能、役割固有のメモリを持ち、特定の作業を担当する再利用可能な専門メンバーです。
主な機能
- 繰り返す専門要件を、毎回説明せず選択できる専門メンバーとして保存します。
- ワークフロー、必要入力、納品基準、メモリ、関連機能へのアクセスを設定します。
- Orkas 実行のエージェント、または Codex、Claude Code、OpenCode などの対応ローカル CLI エージェントを利用します。
適した場面
- 調査、製品設計、データ分析、コンテンツレビューなど、同じ専門視点を繰り返し使うとき。
- 安定した品質基準、特定の機能、役割に関する文脈を維持したいとき。
- Codex、Claude Code、OpenCode などのローカル外部 CLI にタスクを任せたいとき。
ここから始める
- 「AI チーム」で「+ 作成」を選び Orkas エージェントを定義してから、ワークフロー、入力、基準、メモリを確認します。
- 専門家に担当させるときはタスク入力でエージェントを選びます。求める結果に必要なエージェントだけを追加してください。
- Codex、Claude Code、OpenCode などの対応 CLI は、インストールとログイン後に「エージェントを接続」、または「AI チーム」>「+ 作成」>「外部」から追加します。
- 外部エージェントの詳細にある「実行時設定」で、CLI が対応するモデル、思考、権限レベルを選びます。「権限を確認」は CLI のネイティブ承認要求を共通の Orkas 確認画面へ転送し、CLI の操作または選択パスを表示して決定を CLI に返します。OpenCode は「フルアクセス」固定で、権限セレクターを表示しません。
- Claude Code、Codex、OpenCode はエージェント詳細でワークスペースの既定値を使うか、プロジェクトディレクトリを選べます。タスク中に切り替えを依頼すると、別の既存フォルダーを選択できます。
# スキル
スキルは、手順、確認項目、参考資料、期待する結果を含む繰り返し作業の進め方をまとめ、異なるタスクやエージェントで同じ方法を再利用できるようにします。
主な機能
- 実績のある方法、チェックリスト、テンプレート、出力ルールを 1 つの再利用可能なワークフローとして保存します。
- 別の専門役割を作らず、複数のタスクとエージェントに同じ方法を適用します。
- 手動、URL、フォルダーから作成し、ローカルのスキル ZIP を取り込むか、マーケットプレイスから既存スキルをインストールできます。
適した場面
- 同じ手順、テンプレート、確認項目、出力形式を何度も使うとき。
- 複数のエージェントやタスクで共通の作業方法を使いたいとき。
- 既存のガイド、URL、ローカルフォルダーを再利用可能なワークフローにしたいとき。
ここから始める
- 「スキル」で「+ 作成」を選び、手動、URL、フォルダーから開始します。編集会話を完了してから利用してください。
- タスクでスキルを選び、通常どおり欲しい結果とワークフローに必要な入力を伝えます。
- 一から作らず既存のワークフローを使う場合は、マーケットプレイスを参照します。
# コネクター
コネクターは認証範囲内で Orkas に外部サービスへのアクセスを与え、ファイルを繰り返し書き出さず、最新データの利用や許可した操作を可能にします。
主な機能
- タスクで必要なとき、接続済みアカウントやワークスペースの最新情報を読み取ります。
- 許可したアクセス範囲で、作成、更新、送信などの対応操作を実行します。
- 認証フローでカタログサービスを接続するか、信頼できるカスタム MCP サーバーを追加します。
適した場面
- 外部サービスで変化する最新情報をタスクが読む必要があるとき。
- Orkas に作成、更新、送信などの外部操作を許可したいとき。
- 繰り返す作業で同じ外部ワークスペースやアカウントを使うとき。
ここから始める
- 「コネクター」を開き、カタログのサービスを接続して認証を完了し、接続済み状態を確認します。
- カタログ外の信頼できるサーバーは「MCP サーバーを追加」を使い、接続前にリモートアドレスやローカルコマンドを確認します。
- 必要なタスクだけでコネクターを選び、Orkas が読み取る内容や実行してよい操作を明確にします。
Orkas 1.7.0 では、外部 CLI エージェントからの呼び出しを含め、コネクター操作は「アカウント設定 > 一般 > ローカル操作の権限」に従います。分類済みの読み取りや通常の編集は確認不要です。「慎重」と「通常」では機密操作や未分類の操作を確認し、「信頼」では利用可能な操作を確認なしで実行します。禁止された操作は常に利用できません。
# ライブラリ
ライブラリは参考文書や安定した資料を再利用可能な知識にします。処理完了後、Orkas は質問やタスクに最も関連する箇所を取得でき、同じファイルを再送して手作業で探す必要がありません。
主な機能
- 処理済みの規程、マニュアル、調査、メモ、製品資料を根拠に、素早い Q&A を行います。
- 各箇所を手動で探さず、選択した資料群を比較、要約、抽出、執筆に利用します。
- 同じ資料を今後のタスク、プロジェクト、対応する同期済み端末で再利用します。
適した場面
- 規程、マニュアル、調査、製品資料、会議メモなどを対象に、根拠資料に基づく検索と素早い Q&A をしたいとき。
- 複数のタスクで同じ資料群の比較、要約、抽出、執筆を繰り返すとき。
- 1 回限りの添付ではなく、今後のタスクや別の同期端末でも資料を使いたいとき。
ここから始める
- 「ライブラリ」を開き、対応資料を追加して分かりやすい名前を付け、処理の完了を待ちます。
- Commander またはプロジェクトのタスクで、現在の質問に関係するライブラリ資料だけを選びます。
- 直接質問するか、欲しい結果を説明します。資料内だけで答える必要がある場合は、選択した資料のみを使うよう明示します。
# マイアプリ
マイアプリは、対象のインタラクティブなタスク結果を再利用可能なツールとして保存し、元の会話を探して開かなくても直接利用できるようにします。
主な機能
- 対象のダッシュボード、計算機、フォーム、トラッカーなどのインタラクティブ結果を 1 か所に保存します。
- 作成元タスクの終了後も、保存したアプリを直接開いて利用できます。
- 修正時は元タスクへ戻り、必要に応じて新しい版を残し、対応アプリでは重要データをエクスポートします。
適した場面
- Orkas がインタラクティブなダッシュボード、計算機、フォーム、トラッカーなどの再利用可能なツールを作ったとき。
- タスク終了後も結果をすぐ起動できる状態にしたいとき。
- 利用中のバージョンを残しつつ、後で元タスクに戻って修正したいとき。
ここから始める
タスク結果に保存操作がある場合、対象のインタラクティブ結果をマイアプリに保存します。修正は元タスクに戻り、必要に応じて新しい版を保存し、利用できる場合は重要データをエクスポートします。
# クラウド同期
クラウド同期は、同じアカウントでログインしたコンピューター間で対応する Orkas データを利用可能にし、手動のエクスポートやインポートなしで継続作業を進められるようにします。
主な機能
- 対応するタスク、プロジェクト、エージェント、スキル、ライブラリ資料をログイン済み端末で利用します。
- 変更の同期完了後、別のコンピューターで同じ作業を続けます。
- モデル API キーやタスク添付などの端末ローカルデータはクラウド同期の対象外です。
適した場面
- 複数のコンピューターで Orkas を使い、対応データをアカウントと一緒に利用したいとき。
- ある端末で作成したタスク、プロジェクト、エージェント、スキル、ライブラリ資料を別の端末で使うとき。
- エクスポートとインポートをせず、別のログイン済み端末で継続作業を再開したいとき。
ここから始める
「アカウント設定」>「データ」を開き、参加する各端末でクラウド同期を有効にします。最初の変更がアップロードされる間は Orkas を開いたままにし、同期完了後に別の端末で同じ項目を編集してください。
利用前に知っておくこと
- 大きな変更の同期が終わるまで Orkas を開いて接続し、完了前に別の端末で同じ項目を編集しないでください。
- タスク添付はタスクと同期されません。別の同期済み端末でも再利用するファイルはライブラリに追加します。
- モデル API キーは設定した端末に残り、クラウド同期されません。
- 1 台の端末で同期を無効にすると、その端末の今後の同期が止まります。クラウドデータの削除とは異なります。
# プライバシーとセキュリティ
Orkas はローカルファーストですが、モデル、コネクター、外部 CLI エージェント、任意の同期、共有では必要なデータが送信・保存されます。モデル API キーは設定した端末に残り、タスク添付もタスクと同期されません。機密作業の前に、現在のアカウント、選択サービス、権限モード、確認文を確認してください。現在の保存・暗号化・通信・共有境界はセキュリティと信頼をご覧ください。
# よくある質問
Orkas でタスクを始めるには?
新規タスクを開き、欲しい結果を説明します。複数ある場合は 1 行に 1 件ずつ並べられます。必要なファイルやリソースだけを追加し、結果ができるまで表示状態を確認します。
タスク添付、ライブラリ、プロジェクトはどう使い分けますか?
1 つの会話だけで使うものはタスク添付、再利用する資料はライブラリ、複数のタスクで指示・資料・メモリ・自動化を共有する場合はプロジェクトを使います。
タスクが動かないときは何を確認しますか?
まず表示中のタスク状態を確認します。Commander に、対応している匿名化済みのアプリ状態を確認し、関連画面へのショートカットを提示するよう依頼できます。待機中の質問に答え、利用できないリソースを復旧し、外部操作はすでに成功していないか確認してから再試行します。
モデル、権限、メモリ、同期、アカウントデータはどこで管理しますか?
サイドバー下部のアカウント項目から「アカウント設定」を開きます。「アカウント」はプランと残りクレジット、「データ」はメモリと同期、「モデル」はチャットとサービス設定、「一般」は権限・通知・言語・更新を管理します。